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同じような人間関係を繰り返してしまっていませんか?
「相手は違うのに、いつも同じようなことで悩んでいる」
「また同じような人間関係になってしまった」
「今度こそ変えたいと思っているのに、気づくと同じことを繰り返している」
そんなふうに感じることはありませんか。
いつも相手に合わせすぎてしまう、嫌なことがあっても我慢してしまう、相手の機嫌を気にしてしまうなど、相手が変わっても似たような関係を繰り返してしまうことがあります。
同じような人間関係を繰り返してしまう理由
人はこれまでの経験の中で、「人とはこういうもの」「自分はこうしなければならない」といった、人との関わり方を身につけていきます。
たとえば、子どもの頃から周囲の人の顔色をうかがってきた人は、大人になってからも相手の機嫌を敏感に感じ取り、自分が相手に合わせることで関係を保とうとすることがあります。
「嫌われないようにしなければならない」
「自分が我慢すればうまくいく」
「相手を怒らせてはいけない」
といった思いが強いと、知らないうちに自分よりも相手を優先する関係になってしまうことがあります。
その結果、相手が変わっても、同じように苦しくなることがあります。
わかっていても変えられない
「もっと自分の気持ちを大切にすればいい」
「嫌なことは断ればいい」
「無理な関係なら離れればいい」
頭ではそうわかっていても、実際にはなかなか変えられないことがあります。
断ろうとすると申し訳ない気持ちになったり、距離を取ろうとすると強い不安を感じたりすることもあります。
これは、意志が弱いからではありません。
これまでの人間関係の中で身につけてきた関わり方が、自分を守るための方法として働いていることもあります。
そのため、「こうすればいい」と頭で理解するだけではなく、自分がどのような人間関係のパターンを繰り返しているのかを知ることが大切になる場合があります。
楽になるための第一歩
まずは、「また同じことになってしまった」と自分を責めるのではなく、どのような場面で同じパターンが起きているのかを振り返ってみることです。
たとえば、
・相手が不機嫌になると、自分が悪いと思ってしまう
・嫌なことがあっても断れない
・相手の期待に応えようとしてしまう
・自分の気持ちより相手の気持ちを優先してしまう
・大切にされていないと感じても離れられない
など、自分にどのような傾向があるのかを見ていきます。
「自分はいつもこうなる」と気づくことは、自分を責めるためではありません。
これまで無意識に繰り返してきたパターンを意識できるようになることが、変化の第一歩になることがあります。
カウンセリングでできること
カウンセリングでは、現在の人間関係だけを見るのではなく、これまでどのような人間関係を経験してきたのか、そこで自分がどのように振る舞ってきたのかを一緒に整理していきます。時には、カウンセラーとの関係の中でそれを体験しながら振り返っていきます。
「なぜいつも相手に合わせてしまうのか」
「なぜ嫌な相手から離れられないのか」
「なぜ相手の機嫌がこんなに気になるのか」
そうした疑問について、自分自身を責めるのではなく、その背景にある経験や考え方、感情などを丁寧に見ていきます。
カウンセリングで行うのは、無理に相手との関係を変えたり、すぐに距離を取るよう勧めたりすることではありません。まずは、現在の状況や困っていることを整理し、自分がどのような場面で不安や緊張を感じ、どのような考えや行動につながっているのかを一緒に確認していきます。
そのうえで、必要に応じて、次のような支援を行います。
・繰り返している人間関係のパターンを整理する
・相手に合わせすぎてしまう背景や、自分を責めてしまう理由を理解する
・言いたいことを伝える、断る、距離を取るといった方法を検討する
・相手の反応を過度に気にしてしまうときの気持ちを整理する
・自分の希望や限界を確認し、自分に合った選択肢を考える
・過去の経験が現在の人間関係にどのように影響しているかを振り返る
すぐに行動を変えることが難しい場合もあります。カウンセリングでは、できていないことを指摘するのではなく、今の自分にできる小さな変化を一緒に探していきます。
自分の人間関係のパターンを理解することで、これまでとは違った選択肢に気づけることがあります。
相談を検討する目安
人間関係の悩みは、必ずしも深刻な状態になってから相談する必要はありません。
たとえば、次のようなことが続いている場合は、カウンセリングで整理してみることを検討してもよいでしょう。
・相手が変わっても、似たような悩みを繰り返している
・人と関わると、いつも自分ばかりが我慢しているように感じる
・嫌なことを断れず、あとから強い後悔や疲れを感じる
・相手の機嫌や反応が気になり、落ち着かない
・自分の気持ちや希望がわからなくなっている
・関係を終わらせたい、距離を取りたいと思っても動けない
・人間関係の悩みで、眠れない、食欲がない、仕事や生活に集中できない
・身近な人には話しにくく、ひとりで考え続けている
「相談するほどのことではないかもしれない」と感じる場合でも、困っていることを言葉にして整理することで、状況が見えやすくなることがあります。
一方で、暴力や脅し、強い束縛、経済的な制限など、安全に関わる状況がある場合は、カウンセリングだけで解決しようとせず、家族や友人、地域の相談窓口、医療機関などにも相談し、安全の確保を優先してください。
「また同じ人間関係になってしまった」と感じるとき、その繰り返しには何らかの理由があるのかもしれません。
人間関係でいつも我慢してしまう、自分より相手を優先してしまう、相手が変わっても同じような悩みを抱えているという方は、一度、自分と人との関係について整理してみることも一つの方法です。
しなの心理臨床オフィスでは、人間関係の悩みや、繰り返してしまう対人関係のパターンについてのカウンセリングを行っています。
相談するかどうか迷っている段階でも構いません。現在の状況や相談内容について確認したいことがありましたら、問い合わせフォームなどからお気軽にご連絡ください。内容を伺ったうえで、カウンセリングが適しているか、どのように進められるかをご案内します。
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