代表挨拶
しなの心理臨床オフィスは、トラウマティックな体験をして様々な症状に悩まれる方や、GID(性別違和・性同一性障害)により葛藤を抱えた方など、日々の生活に困難さを感じている方が安心してカウンセリングを受けられるように令和5年に松本市に設立されました。
当オフィスのロゴのモチーフは太陽です。私は<カウンセリング>と<太陽を見る行為>は似ていると感じています。私たちは太陽が昇ったり沈んだりする姿を日々意識することもなく受け止め、見つめています。そして太陽を見ながら、「今日は日差しが強くてつらいな」「日差しがあたたかくて気持ちが良いな」「日が沈んできたから涼しくなってきた」などと考えながら過ごしています。カウンセリングも同様に、太陽が昇って沈む姿を見るように客観的に自分の心を捉えて、それが今の自分にどのように影響をしているのかを考えます。太陽であれば、日差しが強い場合には日傘をさしたり、日焼け止めを塗ったりと対処をするかもしれません。カウンセリングでも、必要に応じて適切な療法を選択します。
人を照らすことができ、時には人を苦しめてしまうこともある存在の太陽ですが、どのような状況であっても太陽そのものの美しさは変わりません。当オフィスは、そんな「自分」という太陽を眺める草原のような安心した場所を目指します。
代表 山本 優